東京百景 又吉直樹

エッセイ

あらすじ

芥川賞受賞作『火花』、4月公開の話題の映画の原作小説『劇場』の元となるエピソードを含む100篇のエッセイ。
18歳で芸人になることを夢見て東京に上京し、自分の拙さを思い知らされ、傷つき、苦しみ、後悔し、ささやかな幸福に微笑んだ青春の軌跡。 
(引用:東京百景/KADOKAWA)

東京の各地を元にした短編集

ボロボロのアパート、東京の各地、劇場。芸人を目指して上京した著者・又吉の目を通して、様々なストーリーが描かれています。

又吉の思考、エピソードが知れる

高校時代、NSC時代、携わった人々のことも描かれています。
芸人としても作家としても成功した著者ですが、この本を読んでいると様々な事柄が繋がったように感じます。

感想

私がこの本の中で特に好きな話は、『一九九九年、立川駅北口の風景』『阿佐ヶ谷の夜』です。

『一九九九年、立川駅北口の風景』は又吉の高校時代のエピソード、
『阿佐ヶ谷の夜』は又吉の夢が叶った瞬間が描かれています。

又吉は視点や考え方が独特で面白いので、文章にも現れていて私は好きなのですが、
この二つのエピソードは個人的に感動を覚えました。

この本の終盤の話『品川ステラボール』にも高校時代に繋がる話が出てきたので個人的に嬉しかったです。

短編集なので、好きなページを開いて読んでも楽しめるし、
最初から最後まで読むと、これに繋がるんだなという感動も覚える、そんな本です。

著者

又吉 直樹(Naoki Matayoshi)
1980(昭和55)年、大阪生れ。吉本興業所属のお笑い芸人。コンビ「ピース」として活動中。2015(平成27)年、「火花」で芥川賞を受賞。他の小説に『劇場』『人間』、エッセイに『第2図書係補佐』『東京百景』などがある。
(引用:又吉直樹/新潮社)

コメント

タイトルとURLをコピーしました